Yuri Honing Acoustic Quartet(ユリ・ホーニング・アコーステイック・カルテット)日本公演
- 日時
- 2025年05月25日 (日) 19:30-
- 料金
- ¥4500
- 出演
- Yuri Honing (ユリ・ホーニング)– Tenor Saxophone/Compositions テナー・サックス/作曲
- Gulli Gudmundsson (フーリ・フドゥムントスン)– Bass
- Joost Lijbaart (ヨースト・ライバールト)– Drums
Kanazawa MOKKIRIYA
世界で最も古い賞の一つ、オランダのEdison(エディソン)賞を 3回受賞した
サックスのYuri Honing(ユリ・ホーニング)率いるバンド
静かなメロディーの底に流れる力、ソフィスティケートされたアンサンブルを生み出す最高のメンバー
“Heaven on My Mind” は、Yuri Honing Acoustic Quartetによる5枚目のアルバムで、2023年9月にChallenge Recordsからリリースされた。最初のアルバム “True” (2012年、ベルリンとデヴィッド・ボウイにインスピレーションを得た)から 二作目 ”Desire”(2015年、憧れをテーマにしたインストゥルメンタル・オペラ)、三作目 ”Goldbrun”(2017年、ヨーロッパとYuri Honingのクラシック音楽への賛歌)、四作目 ”Bluebeard” 「ブルービアード」(2020年)に続いて登場している。このアルバムはカルテットの結成 10 周年を記念するもので、音楽的な相乗効果に明確に反映されています。バンド・メンバー間のテレパシーのようなコミュニケーション方法が注目に値するだけでなく、Charles Lloyd(チャールズ・ロイド)、 Pharoah Sanders(ファラオ・サンダース)への、そして1960年代の、より自由なアコースティック・ジャズに対するYuriの愛が、当時のヒッピー運動の影響とともに明らかになっている。
“The Penguin Guide to Jazz on CD”(「ジャズ CDのペンギン・ガイド 」– 英語で世界的に有名なガイドブック)や “Oxford Introduction to Jazz”(「オックスフォード・ジャズ序説」) で言及されているように、Yuriはオランダで最も重要なサックス奏者の一人とみなされている。90カ国以上でツアーをし、名前のついたアルバムは50枚近くある。Paul Bley(ポール・ブレイ)、Gary Peacock(ゲイリー・ピーコック)、Paul Motian(ポール・モチアン)をフィーチャーしたアルバム “Seven” (セブン/2001年)は、彼にとって初のエジソン賞(オランダの著名な賞)を受賞した。 2012年、Yuriは1992年のデビュー以来20枚を超えるアルバムが認められ、オランダで最も権威あるジャズ賞であるBoy Edgar(ボーイ・エドガー)賞を受賞した。
30 年のキャリアを通じて、YuriはPat Metheny(パット・メセニー)、Paul Bley(ポール・ブレイ)、Craig Taborn(クレイグ・タボーン)、Kurt Rosenwinkel(カート・ローゼンウィンケル)、Charlie Haden(チャーリー・ヘイデン)、Paul Motian(ポール・モチアン)など多くのアーティストとコラボレーションしてきた。
2015年、彼のアルバム ”Desire” はセールスチャートでナンバーワンの地位を獲得しただけでなく、オランダのマスコミによってアルバム・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、Yuriは二度目のエジソン賞を受賞している。 2017年、アルバム ”Goldbrun” で三度目のエジソン賞を獲得した。デヴィッド・ボウイのカバーをフィーチャーしたシングル ”After All” は後にリリースされ、Spotify のジャズ・プレイリストで著名なトラックとなり、750 万回以上のストリーミングを記録している。
Yuri Honing(ユリ・ホーニング)と彼のバンドによるコンサートは、常にユニークな体験だ。 各パフォーマンスはジャズシーンにおいて通常よりもはるかに幅広い聴衆に届き、リスナーに深い感動を与えている